なんで「いただきます」「ごちそうさま」を言うの?
公開日:2008年09月26日 最終更新日:2023年10月31日
食べ物は自動的に食卓に並ぶわけではありません。 食材となるのは自然の恵みや、動植物が生きていく中で生まれるもので、それらの命を人間が採取したり、捕獲して"いただいて"いるのです。 また、食材を加工する人、運搬する人、お店に並べて売る人もいます。そして、食材を買えるように働いてくれて、食材を買って、調理してくれるお父さんやお母さんなどの家族。また、自分自身のお金で買ったり、調理したりする方もいるでしょう。 一杯のごはん、一匹の魚がみなさんの口に入るまでには多くの人がその食材や料理のためにお仕事をしています。 「いただきます」は、私たちが生きていくために、命をくれた動植物や、手間をかけた人たちに対しての感謝の気持ちを表す言葉です。 そして「ごちそうさま」は多くの生き物の命を"ごちそう"になり、また良い"ごちそう"を食べられたことへの感謝の言葉といえるでしょう。 食事の前と終わりのけじめともなるこれらのあいさつは、日本の食文化のひとつであり、大切にしたい言葉です。 また、飽食の日本、忙しい日常生活の中で、みんなで自然に「いただきます!」「ごちそうさま!」と言える食卓には、自然と家族のだんらんも生まれてくるのではないでしょうか。 |
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