なぜ今「食育」が必要なのですか?
公開日:2013年10月31日 最終更新日:2023年10月31日
食育という言葉は、明治時代の医師 石塚左玄が自身の書で記したのがはじまりと言われています。食(育)の大切さはこれまでもずっと訴えられてきており、多くの方々がご尽力されてきたところです。 しかしながら近年は、人々の心身の健康の問題、食糧自給率の問題、日本の食文化の承継の問題など、食にまつわる多くの問題がはっきりと、目に見える形となって現れてきています。これら食にまつわる問題は、必ずしも一分一秒を争うものばかりではありませんが、このままだと将来、「食」の問題がさらに多く、複雑になる可能性があります。今、皆さん一人一人が意識し、実践して、社会全体で食育が推進されることが必要なのです。 国では平成17年7月に「食育基本法」、平成18年3月に「食育推進基本計画」を決定(施行)し、食育を国民運動として推進していくことを明らかにしました。さいたま市でも平成20年3月に「さいたま市食育推進計画」を策定しました。 また、平成24年度に計画の見直しを行い、新たに平成25年度から29年度を計画期間とする「第2次さいたま市食育推進計画」を策定し、市全体で食育を総合的かつ計画的に推進していくこととしました。 私たちは食事をしないと生きていけません。 毎日欠かせない、大切な「食」について、まずは関心を持つことから始めてみましょう。それは簡単で、でも大切な「食育」なのです。 |