さいたま市 食育なびさいたま市その他の情報食育の基礎知識「糖分ひかえめ」と「甘さひかえめ」の違いは?

「糖分ひかえめ」と「甘さひかえめ」の違いは?

公開日:2020年05月19日 最終更新日:2023年10月31日

食品や飲料のパッケージに、「糖分ひかえめ」や「ノンカロリー」と表示されていることがあります。

では、「糖分ひかえめ」という表示と、「甘さひかえめ」という表示の違いは何でしょう?
●「糖分ひかえめ」と表示する場合は、基準を満たす必要があります。

「糖分ひかえめ」 「低糖」のように“低い”ことを表示できるのは、
食品 100g当たり 糖類 5g以下
飲料 100ml当たり 糖類 2.5g以下

「無糖」 「ノンシュガー」のように“含まない”ことを表示できるのは、
食品 100g(または飲料 100ml)当たり 糖類 0.5g未満

●「甘さひかえめ」 「うす塩味」などは“味覚”に関する表示で、基準はありません。
「甘さひかえめ」でも甘く感じる方もいるでしょうし、「うす塩味」でも塩辛く感じる方もいるでしょう。

●熱量(エネルギー)が“低い”または“含まない”ことを表示する場合も、基準を満たす必要があります。
「低カロリー」のように“低い”ことを表示できるのは、
食品 100g当たり 40kcal以下
飲料 100ml当たり 20kcal以下

「ノンカロリー」のように“含まない”ことを表示できるのは、
食品 100g(または飲料 100ml)当たり 5kcal未満
つまり、「ノンカロリー」と書かれている食品や飲料でも“0kcal”とは限りません!

例) 「ノンカロリー」のペットボトル飲料(500ml)
   栄養成分表示は、「100ml当たり 熱量 4kcal」 と書かれている。
  1本飲み切ると500mlなので、栄養成分表示の5倍になる。
   4kcal × 5 = 20kcal

栄養成分表示をよく確認しましょう!

<サイト内リンク>
栄養成分表示を見てみよう
http://genki365.net/gnks18/pub/sheet.php?id=51897

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