さいたま市立和土小学校 令和6年11月26日(火) 地元シェフによる学校給食
公開日:2024年12月17日 最終更新日:2024年12月17日
【献 立】
ソフトフランスパン、コーヒー牛乳、チキンの香草パン粉焼き・さつまいものクリームソース、
ビーツのブイヨンスープ、カリフローレとにんじん小松菜のオレンジ風味キャロットラぺ、
いちごのパンナコッタ
【地場産の食材】
カリフローレ カリーノケール ビーツ 小松菜 大根
【献立紹介】
今日の献立は、杉山シェフからのご提案で、フランス料理のしきたりに従い、コーヒー牛乳、デザート、使い捨てナイフを用意しました。にんじんが苦手でも児童が食べやすいように、オレンジジュースを煮詰めたドレッシングのラペ、チキンのアンダーソースはさつまいもがポイントのカレー風味のクリームソース、甘酸っぱいいちごソースが決め手のパンナコッタなど、シェフの工夫がたくさんありました。学校農園や、地域の農家さんから届いた野菜をふんだんに使用しました。
【調理作業】
杉山シェフの指導のもと、調理員の質問や相談にも優しく答えていただき、忙しい中でしたがとても和やかに、調理を進めていきました。野菜の切り方や、各料理の味の決定、香草パン粉作りなど、調理器具を手に取りながら丁寧に指導してくださいました。特に、チキンのアンダーソースは、杉山シェフがベシャメルソース作りから、仕上げまで自ら釜を見守ってくださりました。児童にも大人気のクリーミーな一品が出来上がりました。スープも味が決まるまで、時間をかけて調整してくださいました。

【給食の時間】
杉山シェフは児童の配膳の時間から教室をご覧になり、積極的に児童と交流していました。各教室では、ご自身から大きな声であいさつをされ、児童は親しみをすぐに感じ、「美味しい」の感激の声をあげたり、シェフに対する質問をしたりしていました。スープに入っている野菜の説明や、コーヒー牛乳を出された理由、帽子の秘密など、シェフからのお話も楽しく聞いていました。さらにナイフとフォークの使い方のお話もあり、児童はフォークとナイフを使ってチキンを食べ、良い経験になりました。
給食後には児童がお手紙に、シェフへの感謝の気持ちをつづりました。

【感謝の会】
給食委員会による、感謝の会を行いました。児童は、給食がとても美味しかったことや、特に好きだった献立についての感想を伝えました。今日給食を作っていただいたことへのお礼の言葉とともに、花束を渡しました。杉山シェフからは、「食べることを好きになってください。自分の味覚を磨いて、人生の楽しみを見つけ、世界を広げてください。」との言葉をいただきました。最後に全員で記念撮影をしました。