さいたま市立野田小学校 令和7年2月17日(月) 地元シェフによる学校給食
【献 立】
フォカッチャ・チキンのローマ風トマト煮込み、小松菜とオレキエッテのペペロンチーノ、かぼちゃのポタージュ、
パンナコッタの地場産ブルーベリーソースがけ、牛乳
【地場産の食材】
小松菜、にんじん、ブルーベリー
【献立紹介】
イタリアにはたくさんの種類のパスタがあります。その一つ、オレキエッテは「小さな耳」という意味をもつ、かわいらしいパスタです。
「パンナコッタ」は、イタリア生まれのスイーツです。イタリア語で“煮詰めたクリーム”という意味で、牛乳や生クリームをゼラチンで固めたスイーツです。上には野田の地場産ブルーベリーのソースをかけて、色や味のコントラストを楽しみました。
【調理作業】
チキンにかけるトマトソースは生のローズマリーで香りづけをしました。ローズマリーの香りが逃げないように、釜に入れるタイミングや火加減の調節を丁寧に行ってくださいました。
ポタージュにはかぼちゃとたまねぎのペーストを使いましたが、ペーストを目の細かいざるに通して裏ごしをしました。そうすることで口当たりが格段になめらかになりました。
上倉シェフは工程の1つ1つに、よりおいしくするための理由をもって調理されていらっしゃいました。調理のコツをたくさん教えていただき、大変勉強になりました。

【給食時間】
上倉シェフは「子どもたちと話したい」「子どもたちの反応を直接見たい」というご希望があり、給食時間中は全クラスを訪問してくださいました。
教室では、シェフが今日の給食に使った食材や食べ方、イタリアの食文化についてもお話してくださり、子どもたちは興味深く聞いていました。
また、ポタージュのおかわりに列をなす子どもたちやパンナコッタのじゃんけんに白熱する子どもたち、「おいしい」といって笑顔になる子どもたちの姿を見て、シェフもとても喜んでいました。

【感謝の会】
給食委員が開いた感謝の会では、シェフを囲んで給食委員が1人ずつ給食の感想を発表しました。みんなよく味わって食べていたことが伝わる感想ばかりで、シェフも感心されていました。
この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。