さいたま市立東大成小学校 令和6年12月5日(木) 地元シェフによる学校給食
【献 立】
黒チャーハン、鶏肉の甘辛ケチャップ炒め、くらげと春雨のサラダ、豆乳プリンのブルーベリーソースがけ、牛乳
【地場産の食材】
牛乳、米、豚肉、小松菜
【献立紹介】
中国のたまり醤油の「老抽王(ローツォーワン)」を使った黒チャーハンは、コクがあり風味がよいチャーハンで、児童たちから大人気でした。
主菜の鶏肉の甘辛ケチャップ炒めは、緑区の若谷農園さんの小松菜を使用し、見た目も色鮮やかでシャキシャキした食感がアクセントになりました。
サラダは、給食で初登場の「くらげ」が入りました。はじめてくらげを食べる児童がほとんどで、コリコリとした食感を楽しみました。中華料理ではくらげは前菜で登場することが多いのだそうです。
【調理作業】
内田シェフ自ら包丁を握り、野菜の切り方をご指導いただきました。
ふだんの給食ではあまり使う機会のない生のしいたけは、はごたえのある厚みに切りました。また、たまねぎは火が通りやすくするために、「片(ペン)」という切り方を教えていただきました。
また、豆乳プリンのブルーベリーソースがけでは、シェフ自らブルーベリーソースをかけて、美しく仕上げてくださいました。

【朝会】
体育館でシェフ給食朝会を行いました。メニューの紹介では、「おいしそう」「楽しみ」という声がたくさん上がり、期待が高まりました。
シェフからは、メニューのこだわりポイントをお話しいただきました。黒チャーハンには、中国のたまり醤油を使っていることを教えていただき、味を想像しながらシェフのお話を聞くことができました。
また、中国では、「料理に満足していることを表すために、食事を1口残すことがマナー」だということを教えていただきました。国によって食文化が違うことが分かりました。ただ、今日の給食では残さず食べてほしいですとシェフからお話しいただきました。

【給食時間・感謝の会】
給食時間には、全クラスをまわり、児童たちに声をかけてくださいました。
給食委員会の6年生の児童と一緒に会食をしました。チャーハンをおいしく作るコツや、食材を選ぶ時のこだわりをシェフに質問したりして、食への興味が高まりました。
給食が食べ終わったころに教室に向かうと、どのクラスでも食缶が空っぽになり、「おいしかった!」の声が飛び交いました。握手をしてもらったり、ハイタッチをしたり、児童たちから大人気の内田シェフでした。
昼休みには、給食委員会の児童主催の感謝の会を行いました。食べた感想や、シェフへの感謝の気持ちを伝えることができました。
この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。